自然と信仰が息づく「生まれかわりの旅」
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古より信仰をあつめてきた出羽三山。
羽黒山、月山、湯殿山の三山を
巡ることは、
死と再生を
辿る
「生まれかわりの旅」といわれてきました。
神聖な山の霊気に包まれて
三山の神仏に祈りを捧げる。
ただ
在るのは、裸の魂。
身も心もリセットされて
明日への新たな生命力に満たされる
特別な場所。
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出羽三山、わくわくドキドキの旅です。
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日本の伝統と歴史的建造物の継承
2,446段の石段が始まります。明治の神仏分離以前は「仁王門」と呼ばれていました。
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出羽三山とは羽黒山、月山、湯殿山の総称
江戸時代までは神仏習合の権現を祀る修験道の山であった。
明治以降神山となり、羽黒山は稲倉魂命、月山は月読命、
湯殿山は大山祇命、大国主命、少彦名命の三神を祀る
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浄土とは仏の世界
羽黒山は、開祖・蜂子皇子が現在の世を生きる人々を救う仏(聖観世音菩薩)を祀ったといわれ、出羽三山の中で最も村里に近い、人々の現世利益を叶える山であったことから「現在の世を表す山」といわれています。羽黒山は、開祖・蜂子皇子が現在の世を生きる人々を救う仏(聖観世音菩薩)を祀ったといわれ、出羽三山の中で最も村里に近い、人々の現世利益を叶える山であったことから「現在の世を表す山」といわれています。
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神域です
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爺杉(じじすぎ)は樹齢1,000年以上ともいわれる杉の老木。根周り10.5m、幹囲8.25mあり、羽黒山中において最大にして最古の杉です。
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随神門を過ぎると上りではなく、継子坂(ままこざか)と呼ばれる石段を下ります。地元の人たちは「死後の世界への階段を下る」と言っていました。
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自分と向き合えるのが山、そんな気がします。
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三神合祭殿
出羽三山の神々を祀る国指定重要文化財
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本年2023は、月山の卯歳御縁年にあたります。 12年に1度の飛躍の年となります
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羽黒山頂に建つ三神合祭殿は、月山、羽黒山、湯殿山の三神を祀っています。
月山は死後の安楽を祈る山(過去)、羽黒山は現世の幸せを祈る山(現在)、湯殿山は生まれ変わりを祈る山(未来)とされています。
冬は、月山、湯殿山には積雪で登拝できないため、羽黒山に三神を祀ると伝えられ、11月以降は出羽三山において唯一参拝可能な場所となっています
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羽黒山の袂にある宿坊、田村坊さん
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こちらでお世話になりました。
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お風呂の後は夕飯です。どれをとっても身体に優しい物ばかり。絶品です。
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たまらなく美味しい!
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宿坊の女将さんも優しいお方です。山伏の話や羽黒山の話などをいろいろ聞くことができて大満足です。
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開山は、第32代崇峻天皇の皇子である蜂子(はちこ)皇子だと言われています。
飛鳥時代、この地に逃れた蜂子皇子(はちこのおうじ)を導いたのがカラスだったという伝説が山名の由来といわれています。 1400年以上の歴史
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迷わないことが強さじゃなくて、怖がらないことが強さじゃなくて、泣かないことが強さじゃなくて、本当の強さって、どんなことがあっても、前をむけることでしょ。前をね
![キラキラ]()
つづく
石原まい子