対立グループを襲撃する目的で金属バットを持って集合したなどとして、警視庁組織犯罪対策特別捜査隊は、凶器準備集合容疑などで暴走族「太田連合」OBグループのリーダー、波照間永葵容疑者(25)=東京都大田区=ら8人と、対立する「零神」OBグループの男(30)ら3人の計11人を逮捕した。
同隊によると、いずれも容疑を否認している。
太田連合と零神は、警察当局によるメンバーの摘発で平成22年に壊滅状態となったが、いずれもOBグループとして活動を継続。
同隊は警察庁が今年3月、集団で常習的に暴力的な不法行為をしているグループを定義した「準暴力団」にあたるとみて実態解明を進めている。
波照間容疑者ら太田連合グループの逮捕容疑は、昨年6月15日夜、大田区のJR蒲田駅前に目出し帽をかぶり、金属バットや鉄パイプなどを持って集合。
目黒区内の住宅街で零神グループの男の頭などを殴り、重傷を負わせたとしている。
霊神グループもその後、反撃していた。
両グループともに被害届の提出を拒否していたが、同隊は現場に残された車や血痕などから実行犯を特定したという。
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