滋賀県守山市岡町の路上で、ヤマアラシ1匹が歩いているのを通りかかった男性が見つけて110番した。
滋賀県警守山署の調べで、近くの民間移動動物園「堀井動物園」の飼育倉庫からヤマアラシ3匹が逃走していたことが判明。
署員と動物園職員が捜索し1匹を捕獲したが、残る2匹は見つかっていない。
逃げ出したヤマアラシはいずれも体長約60センチ。
3匹とも飼育倉庫のおりに収容していたが、ヤマアラシが中からおりの扉をゆすり続けてかんぬきが外れ、逃げ出したとみられる。
ヤマアラシは背中に長く鋭い針状の体毛があるのが特徴。
夜行性で果実や穀類などを食べる。
人に危害を与えることはほとんどないが、身の危険を感じると背中の針を逆立てて後ろ向きに突進してくることもあるという。
針はゴム製の長靴なら貫く程度の強度がある。(産経新聞)
ヤマアラシも自由になりたい気分なんでしょうね