【グアム通り魔】
「(最近)マリフアナを売っているんだ」。
米領グアムの無差別殺傷事件で、殺人などの疑いで逮捕されたチャド・ライアン・デソト容疑者(21)は地元の高校を卒業後、かつての級友の女性(19)にこう打ち明けていた。
級友によると、高校時代は、校則に違反したり、他人に暴力をふるったりすることは一切なく「人種差別主義者でもなかった」という。
ミュージカルでギターを弾いたり歌を歌ったりすることもあり、友人も多く「活発な性格だった」。
自前でビデオ制作に励んでいる姿も印象的だった。
ただ、卒業後は就職が芳しくなかったようで、落胆する表情を見たこともある。
容疑者が高校を留年して同じ学年で学んだというこの級友は、マリフアナ売買を明かされ「なぜそんなことをするのか」と問い詰めたが理由は答えなかった。(共同)
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