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Channel: 石原まい子の赤と黒の履歴書
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幼少~極妻「インターン」

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短い高校時代

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美容専門学校時代

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私の時代、美容師の資格を取るのには、

美容学校を卒業後にインターンを一年間やらなければなりません。


いわゆる見習い期間
掃除、洗濯、シャンプーの練習、ロッドの番号を覚えたり、覚える事はたくさんあります。

お客様の応対はスタッフ同士で毎日練習。
私と同じ時期に入ったのが、1つ年下の男子。
かなりの勝ち気。



先輩達も優しく、時には厳しく教えてくれました。

シャンプーも簡単には入れさせてもらえません。
たかがシャンプー
されどシャンプー



上手に出来て当たり前。

出来なければ、お客様からお金など頂けません。

合間をぬってはブラッシング&シャンプーの練習。
お店が終わってからも遅くまで練習してました。


お客様と話ができるのは、技術者が来るまでの間のマッサージ。
時間が押してる場合はマッサージで時間かせぎ。



赤と黒の履歴書★女社長の裏人生-石原まい子


それで、チップをよく頂いてました。
インターン中は給料が安い…


仕方がないですけどね。
教えていただいてる身ですから。


お客様に入ることができて、そこで技術料が発生するわけです。
まさに職人。


一人前になるには時間も掛かりますが、一番は努力です。
努力しない者は後から入って来た者に追い越されてしまいますからね。


景気が良い時代ですから、美容院も大忙し。
その数年後はバブリー到来


シャンプーも合格してようやくお客様に入りました。
最初のうちは失敗も度々…


背中にシャワーのお湯が入ってしまったり…
顔にお湯がかかったり(汗)


お湯を出したつもりが、お水だったり…
「冷たい!」「熱い」とか言われて。


今となっては懐かしい話ですが、当時は笑い事ではなかった…


偏屈なお客様は、クリーニング代を請求してきたり、

頭をケガした等と言いがかりを付けてくる厄介な人もいました。


マジ、ありえないんですけど…
診断書を自分で書いてくる訳の分からない人には呆れました。


あなたはヤクザ?
そんなふうに思わせる程のオバサン
おかげで、いい勉強をさせてもらいました。


こんなときには毅然とした態度で物申す。


口が達者になって来たのも、この頃からでしょうか。
美容師は話が上手ですからね。


初めて頂いたお給料は7万5千円
少なくてビックリ
なんせ、修行の身ですから。


遊びに行くお金がない…
美容学校時代はディスコの常連だったのに…
遊ぶ時間も減りましたけどね。



続く


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幼少~極妻「新宿ツバキハウスのロンドンナイト」

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