富山県警が同県神社庁に対し、文書で
暴力団の集団参拝を拒否するよう求めていたことがわかった。
今年8月に施行された県暴力団排除条例に基づく措置。
要請を受けた県神社庁も19日、県内約2300の神社に対し、
暴力団名での祈願を受け付けないことなどを求める通知を出す。
同条例は「暴力団の活動を助長し、
暴力団の運営に資する利益の供与をしてはならない」としている。
暴力団組員が組織の発展などを祈願し、神社が暴力団と知りながら初穂料などの謝金を受け取った場合は、双方が条例に基づく警告指導の対象になる。(読売新聞)
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