短い1年間の高校生活は
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美容学校も慣れて来た頃には、プライベートも楽しくなってきました。
この頃の私、年上の友人が多かったので、
いろんな場所へ連れて行ってもらうのが何ともいえないワクワク感の日々
喫茶店から美容室にバイトを変えてからの人脈は広がりました。
私がいつも遊ぶ仲間は美容学校の友人、
もしくは、美容室の同じスタッフ
徐々に高校時代の友達
とは会う機会も減っていきました。
ある時、六本木のディスコに行く事になったのです。
初のDISCO!
溜まらなく嬉しい
いかにも美容師という流行りの髪型で。
そこのディスコは大人系
10人ぐらいで行ったのを覚えてます。
誕生日の二次会でディスコに決めたのは、
いつも仕切ってる年上の人気者Kさん。
その時いたメンバーで18才以下は2名だけ。
私とY江ちゃん
周りのみんなは「大丈夫だよ。まぎれちゃえば分からないし」
私自身そんな心配はしてなかった…
お客さんなんだから、当然入れる。
軽く考えていた…
ところが、入ってすぐにお店の従業員の一言
「未成年の人は居ないですよね」
先輩友人「居ないですけど。
まさか証明書なんて言わないでしょ?」
そのまさかでした…
念のため身分証明書を出すように。と…
まだうるさい時期だったのです。
私の免許証を出したらバレてしまう…
しかも車の免許証じゃないし…
なめ猫の免許証でも通るわけがない(笑)
なめんなよ
有効期限は死ぬまで有効。とか書いてある
常に持参・・・必要ないのに。
とにもかくにも困った顔をしているのは私ではない。
他のメンバー
ちゃんと話をして、今回だけ入店許可してもらった
有難い友人達に感謝
私が想像していたDISCOとは何か違った
そこは有名だったようだが、大人すぎる雰囲気
モデルとかが多い
まだ若かったですからね・・・
そこの良さがわからなかったのかもしれません。
モスコミュールとソルティードックを飲み、フロアで踊る
一時間ぐらいで出て来ました。
初めてのディスコはイマイチでしたが、
そのあとに行った所でハマってしまったのです。
タクシーで新宿に移動
着いた所はツバキハウス
しかも火曜日はロンドンナイト
業界人も多い。
お客さんの大半が美容師、美容関係者
まだ美容専門学校生なのに、気分は美容師(笑)
最初は3000円
会員になると2000円
入ったその日から会員になりました。
ここでは人間ウォッチングも楽しい。
流行の先端を行ってる人ばかり
髪型も服装も奇抜
刺激的な時間を過ごす事ができる空間
ニューヨーク・ニューヨークも全盛期
それからは最低でも1週間に1度は行くようになりました。
常連と呼ばれる人は、ほぼ毎日の出勤?
働いたほうのがいいのに…と思うぐらいです。
そんな常連の人と顔見知りになっておくと、
素敵な特典もあります。
テレビ撮影が入ると前もって教えてくれる。
さくら的な感じで撮影時に行くわけです。
昔の懐かしいディスコ時代には、私が映ってる番組も幾つか(笑)
そのうちフリーパスに。
いわゆる、顔パス
お立ち台は、それから何年か後です。
目立つ事に目覚めたのは、この頃だったような…
あの頃
も目立ってましたけど、ちがう目立ち方。
毎日がお祭り気分、
お祭り騒ぎになるまではその3年後ぐらいです。
続く
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