私立高校の1年間は
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やめてしまったら、生徒でもないので、
どんな格好で行こうが言われる筋合いがない。
楽しみだったのは文化祭
仲間とは頻繁に連絡を取っていたので、情報は早い。
学校は厳しい ので、文化祭に誰でも入れるわけではないのです。
招待券を持ってる人のみ
1人の生徒に渡される招待券は3枚
しかも、そこには名前と住所と関係を書かなくてはならない。
私は友達Yから一枚入手。
Y「まい子の名前だと不味いから違う名前で。」
私「大丈夫。適当に書いて渡すね」
ホントにテキトー
ここぞとばかりにお洒落して。
全部おニュー
残暑も厳しい9月末
美容学校に行っていた私
髪は明るい赤茶
暑いのを我慢してまで着てるのは秋物
黒の上下でスカートはロング
極めつけは新作のブーツ
インナーは真っ赤
まさに赤と黒の二色
わざわざ丸井で買ったのです。
久しぶりに行く、自らやめた高校
妙な緊張感とワクワク感
私が来ると知ってる仲間
は大喜び
招待券を入口で出して中に入ってしまえば、こっちのもの。
ここの生徒ではなくなっているので何も言えるはずがない。
今までなら止められていた校門
この時ばかりはお客さん
招待客はみんなお客様ですからね。
限られた人数しか入れない。
その1人に私がいるだなんて、教師達は夢にも思ってなかったようだ。
残念ながら有名人登場
(笑)
ある意味、学校のスター的存在なのは確かな事
何せ二十年ぶりに名前を残した女子ですから…
他の学校に比べたら全く面白くない学園祭
だけど目的はちがうから、内容はどうでもよかった。
みんなで集まりゾロゾロと歩き廻る
大嫌いなアイツ
を探した
学校をやめさせるように仕掛けたアイツ
女子生徒と楽しそうに話してる姿を発見!
向こうは驚きのあまりなのか、挙動不審。
私と目も合わせられないのか…
自分から話し掛けました。
私「お久しぶりです。相変わらず、靴は光ってますね」
アイツ「おー…久しぶりだな。今日はどうしたんだ?」
白々しい。そわそわしてるし…
私「誰かさんの顔が見たくて来たの。
私が居なくなって安心した?うれしい?」
その質問には答えず、さっさと消えた…
ばーか…
私はニートやフリーターにもなってないし、見せつけてやりたかった。
担任だったカリフラワーにも偶然会うことができた。
私「先生!元気ですか!ヘアスタイル、変わらないですね」
元担任「あら、、あら、、あらま。
ビックリしたわ。石原さんは今何をしてるんですか」
ばつ悪そうな表情は一目瞭然。
私「先生。私は頑張ってますよ。
先生も他の教師に負けないで頑張ってくださいね。」
担任は嫌いじゃなかっただけに、心配だった
片道三時間近くかけて学校に通ってたカリフラワー
親しみやすかった
授業の余談も楽しかったし…
先生には言いたい事があった。
「ありがとう。先生」
照れくさそうな顔
伝える事ができてよかった。
悲劇はその後に起きたのです。
学校をやめた生徒を呼んではいけない。
そんな校則あったのかな。
私に招待券を渡した友人が呼び出されて、アイツから泣かされた事を後で知った…
文句を言われたぐらいじゃ泣くような子ではない
何をされたんだろうか
私が学校へ乗り込みに行くのを気にして、詳しくは言わなかった…
そして彼女Yは、文化祭に私を呼んだ事で、停学処分。
その後のYは高校を卒業して、そこの短期大学へ入学。
卒業。 結婚。
亜●沙
は私の半年後に学校をやめた。
16で結婚、出産。離婚
再婚。出産。
私が初めて結婚式へ出席したの亜●沙の時
しばらく会ってません…
私は結婚してから忙しくて途中で連絡を取らなくなってしまった。
又みんなで会いたいな。
石原まい子の小学校時代まで
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