「鍵を閉められた職員室の中」 の続きです。
*☆*:;;;:*☆*:;;;:
私は入学当初から目を付けられていたのは確かな事
極力普通にしていたつもりなんですけどね…
異常なほどの校則の厳しさ
。
我慢して何も言わなければ問題はなかったのかもしれません。
先輩である二年、三年も、私達メンバーを避けてましたし…
校内にある食堂には一年生がいません。
正確にいえば、一年は入る事さえ許されない
暗黙の了解
そんな事も気にしない私達メンバー
お昼の混んでる時でも、堂々と入ってました。
大好きだったのはカレーラーメン&あんみつ
目立って当然でしょう。
中学では上下関係をきっちりしていた。
何故か高校では全くの逆
学校も二年三年の先輩も、
心のどこかで馬鹿にしていたのかもしれません。
自分が天下を取った気分で満足していたのでしょう…
家に帰ってから学校での事を細かく話しました。
呼び出された理由
や今までの事
両親は、私の話に耳を傾けてくれました。
真剣に…
今更ながらに公立にすればよかったと、母は言っていたが、既に遅し。
この学校で卒業するしかない。
私の心と裏腹に、学校側はやめさせるように仕掛けてくる…
参った…
親は、いざとなったら学校に行って話をしてくると。
入学してから一年が終わろうとしていた時でした。
いざという日が来たのです。
私も一緒でした。
自分達の都合で、いいように話を作っている教師
ズルい…
途中、学年主任に父が怒りをあらわにしながら話しだすと、
逃げ腰の主任
言い訳三昧
「アンタ、それでも教師か!」
幼い頃から厳しかった父
ですが、その時ばかりは、私をかばってくれた…
涙が止まりませんでした…
母「まい子の好きにしていいのよ。やめてもいいのよ。
自分で決めなさい。私達はあなたの味方だから」
父「話にならない!まい子、どっちでもいいぞ・・」
私はうなずいた・・・
このとき、親の愛を感じました。
私の為に一生懸命の両親
ごめんなさい
ありがとう
こうして一年間の短い高校生活は終わった。
自分の意思で終わらせたのです。
誰のせいでもありません。
もしこの学校で進級できたとしても、
ストレスでどうにかなっていた事でしょう。
わかりませんけどね。
そして新たなスタートを切りました。
レールを引いてくれたのは、母です。
新しい道
続く
*☆*:;;;:*☆*:;;;:
¥590
Amazon.co.jp
¥1,365
Amazon.co.jp
書店・アマゾン などでご購入頂けます。