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摂食障害。食べて、吐いて、死にたくて。
遠野なぎこ
度重なるリストカット、オーバードーズなどの自殺未遂……遠野なぎこの腕にも、たくさんの傷があります。
そして心には、その何十倍もの傷があります。しかし、「死にたい」は、「生きたい」の裏返し。
- 摂食障害。食べて、吐いて、死にたくて。/遠野 なぎこ
- ¥1,404
- Amazon.co.jp
【本書より抜粋】
<摂食障害>ってね、本当に恐ろしい病気です。
一度この病気になると、ふつうの食生活を送ることができなくなります。
食べる楽しみを奪われます。
私はたった15歳の時に、母親から、その恐ろしい扉の奥に突き飛ばされた。
その扉を開けるかどうかの選択肢さえなかった。
言われるがままに巻き込まれた。
それから、20代、30代になった今でさえ、ずっとその病気に巻き込まれている。
あのね、私、この病気のせいで、いろんなことを手放して、諦めてきたんだよ。
私は、ほとんど生理が来ない。栄養不足と栄養過多を繰り返し、ホルモンバランスが乱れているため、20代の初めから抜け毛や肌荒れとともに生理不順が続いている。
生理が来ないってことは、自然妊娠を望むのは難しいということ。
ふつうに恋して、結婚することに罪悪感を持ってしまうということ。
一日二回、山ほどの薬を手のひらに載せるたびに、どれだけ虚しくなると思う?
「私はふつうの人間じゃないんだ。好きな人ができても、その人の子どもを産むこともできないかもしれない」……毎日毎日、その事実にどれだけ絶望するか。
絶望しているのに、<過食嘔吐>をしている自分が恥ずかしくて、情けなくて、もうすべて投げ出したくて。孤独と闘い、泣き叫んで。
この間は少ししか話ができなかったけど、心の中(叫び)が飛び込んできました。
いっぱい泣いて、我慢できないぐらいの涙
真の涙って自然と溢れてくる
泣かないと思っても止まらない
わるくない
それが自然体だから
お涙ちょうだいの胡散臭い人間はわかる
そんな人はきらい
こっちも真剣
だから・・・・
わたくしも涙で翌日は目が腫れてました
なぎちゃん、又会いましょう
今度は見えたものをお話しましょ
なぎちゃん、つらかったね
今もつらいね
でも、人は1人じゃないから
独りは痛い
1人なら大丈夫
今は素敵な彼がいる、なぎちゃん
信じて甘えていいと思う
ミサンガ、ありがとう
繋がってる
↓↓↓
私達はあなたの味方だから
そう言ってくれた両親
ありがとう