歌手の宇多田ヒカル(30)が5日、公式サイトを更新し、先月22日に他界した母親で歌手の藤圭子さん(享年62)の遺言書があったことを明らかにした。
藤圭子さんの葬儀がなかった理由 宇多田「喪主としての私の判断」
「遺書はなかったと報道されていますが、今年の始めにしたためられた遺言書はありました。他の解釈の余地の無い、母らしい、非常に率直な遺言書です」と“新事実”を打ち明けた。
「葬儀はなく火葬のみという報道を耳にし、疑問を抱かれている方や、母のことを案じてくださっている方もいらっしゃるかもしれません」と前置きし「その遺言書の内容に基づき、出来る限り母の意向に沿うべく精一杯の弔いをしています」とした。
宇多田は先月27日、都内の葬儀所を訪れ、藤さんと悲しみの対面。故人の遺志により、知人・友人の面会は受け付けず。葬儀も営まれず、火葬に立ち会ったのは宇多田父子ら親族、関係者の5、6人のみだった。