石原まい子の小学校時代
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中学校時代は
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☆☆☆☆☆
こちら の続き
金髪でカーリーの女子
うちのグループ数人は、どうもその彼女が気に入らない様子
仲間になった亜●沙に文句を言う者はいない。
言わせない
別格だから
仲間割れは嫌いだったので、やるなら堂々とやればいい
やる勇気がないなら、言う資格なし!
白黒ハッキリつける主義でした。
まだ16のくせして生意気な構えの私
正々堂々としてない人間達を見てきたせいかもしれない。
私がその場に居ないときの出来事
飛んで言いにきた友人
仲間に入れるには気にくわないと言ってた、うちのメンバー
数人でボコボコにやり始めていた
流石にキレました。
私が一番嫌いなやり方
1人をみんなでぶっちめる
卑怯の何者でもない
やるんなら一対一でしょ!
怒鳴りながら、その場にいた人間を
片っ端から引きずりだしました。
引きずり出された女子達は理由がわからない様子
不満げな顔
分かるように教えてあげました。
身体で。
それが一番わかりやすい
金髪の彼女は口から血が出て、制服もボロボロに…
倒れこんでました。
誰も助けない、声もかけない
そのとき初めて名前を聞きました。
「名前は?」
「●子。」
その後、いつもの所に誘いました。
いつもの場所とは、ちょっと洒落た喫茶店
そこは私達のいわゆる溜まり場みたいなもの
当時は居心地のよい空間でした。
彼女は見た目がハーフっぽい顔立ち
よく聞いたら、クォーターでした。
混じってたことには変わりない。
外人みたいと言われ、幼い頃はよく虐められたらしい…
それなのに…
高校に入ってまで、同じ目に…
ごめんね。
私にも責任がある
仲間がやったことは許してとは言わない
だけど、友達になろう
学校で何かあれば助けてあげるから。
それからは仲間の1人になりました。
私が昔から決めていたこと
弱い者イジメをしない
やるなら自分より上の人間
もしくは強い人間に対して。
それは今でも変わりません。
亜●沙は、そんな理不尽な事をした人間を許すはずがなかった。
それは当然のこと
後でぶっちめられたのは言うまでもない
私は黙って見てた
これも、あの子達にとって勉強だから
それで分からないなら仲間でも何でもない
好き勝ってにしたいなら居る場所がなくなるだけの話
陰で言ってる子はどこの世界でもいます。
私に付いてきてくれる仲間は何が起ころうと守りました。
そのたびに、職員室へ呼び出されてましたけどね(笑)
常連の場所
浄蓮の滝に打たれたほうがマシです。
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