覚せい剤事件で有罪判決を受け、23日に執行猶予が明けた元女優・酒井法子(41)が24日、都内の稽古場で女優復帰会見を行った。
3年前に行われた保釈後の謝罪会見と同じく、会場には多数の報道陣が詰めかけ、カメラマンから無数のフラッシュを浴びた酒井は「ただただ素直に嬉しい。ただただ心の底から感謝。
その気持ちしかありません」と喜びを噛みしめた。
会見中、息子への思いを語る際には、うっすら目に涙を浮かべる場面もあった。
【写真】共演者にイジられ思わず笑みを見せる酒井法子
12月に上演される主演舞台『碧空の狂詩曲~お市の方外伝~』で女優復帰を果たす酒井は感謝とともに、本番に向けて「恐さもありますが、緊張を集中力とパワーに変えていいお芝居にしたい。
いい面も悪い面も何もかもさらけ出し、受け止めて、今できることを全てやりたい。
一緒に燃え尽きていけるように頑張って行きたい」と力強く意気込み。
報道陣から覚せい剤の再犯について聞かれると「微塵も、そういった気持ちありませんし、きっぱりと断って、まっすぐ前を向いて行きていくことしか考えてない。心配なさらず、信じていただけたら幸い」と誓った。
また、これまでの支えが愛息子だったとし「いろいろな気持ちのなかで、守るべき者が私にあると痛感し、大切なものを傷つけるようなことがないようにしたい」と明かし、「息子の見えない大きなキズを償っていかないといけない。親として、人として、お母さんの頑張ってる背中を見せて、生きていくことが大切だと思った」と語った。
3年間の執行猶予期間中、介護の勉強にも励んだが、女優業を選択した理由に「学びの中で、表現者としての役割の素晴らしさを改めて感じること、学ばせていただくことがあって。またもう一度、再び表現する側に立ちたいという気持ちが大きくなっていったというのが正直あった」と告白。
3年前に見られた手と足のタトゥーも消し、心機一転を誓った。
引用元:オリコン
酒井が主演で織田信長の妹・お市を演じる舞台『碧空の狂詩曲~お市の方外伝~』は12月15日より東京・渋谷の文化総合センター大和田さくらホールで上演。
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